本名は危険?YouTubeの名前をわずか3分で変更する方法

2021-03-07
Youtube
YouTubeの動画にコメントを投稿した際、「本名が表示された」という経験はないでしょうか。

YouTubeの情報はGoogleアカウントに紐づいているため、Googleで本名を使っていると上記のようなトラブルが発生します。

インターネット上に本名を公開することはリスクが高いため、なるべく早めに名前を変更しておきましょう。

そこで今回は、YouTubeの名前を変更する方法をご紹介します。

YouTubeを安全に利用するなら本名の公開は避けよう


YouTubeはGoogleが提供するサービスなので、名前表示がGoogleアカウントに連動しています。

そのため、YouTubeの動画でコメントを投稿すると、Googleアカウントの名前がそのまま表示され、つい本名が開示されてしまうというケースも珍しくありません。

YouTubeの国内利用者数は6,500万人を超えます。つまり、YouTubeで本名のコメントを投稿するということは、重要な個人情報の一部を世の中に公開しているのと同じです。

インターネットではささいな個人情報でも悪用されてしまう恐れがあるため、Googleアカウントで本名を使うのは避けるのが無難といえるでしょう。

YouTubeで名前を変更する方法


上記の通り、YouTubeでの本名の公開はリスクが付きまとうため、いまのうちに名前を変更しておくことをおすすめします。

YouTubeの名前を変更するには、次の3つの方法が使えます。

Googleアカウントの名前を変更する


先ほどお伝えしたように、YouTubeの名前はGoogleアカウントに連動しています。

そのため、Googleアカウントで名前を変更するとYouTubeにも反映されます。

Googleアカウントの名前を変更する方法は次の通りです。


  1. Googleアカウントにアクセスする

  2. メニューにある「個人情報」を選択

  3. 移動したページにある「名前」を選ぶ

  4. 名前の隣にあるペンのマークをクリックして変更する



上記のわずか4つのステップだけで手続きは完了し、さらにGoogleが提供するサービスすべてに内容が反映されます。

Googleで使用する名前はニックネームでも構いません。ニックネームを使用することで、YouTube以外のGmailやGoogleドライブなどの安全性も高まります。

YouTubeチャンネルで名前を変更する


次に、YouTubeチャンネルを開設する方法があります。

チャンネル開設時はブランドアカウントを作成しますが、ここで設定する名前は自分のチャンネル独自のもので、Googleアカウントの影響は受けません。

つまり、たとえGoogleアカウントに本名を登録していても、自分のチャンネルからコメントなどを投稿することで、本名の開示を避けられるということです。

新しいGoogleアカウントを取得する


新しいGoogleアカウントを作成すると、新規で名前を設定できるため、ニックネームなどを付けることで本名の開示を防げます。

ただ、既存のGoogleアカウントを編集するよりも手間がかかるため、「まだGoogleアカウントを持っていない」という人向けです。

YouTubeの名前が変更できない場合の対処法


上記の設定を行ってもYouTubeの名前が変更できないときは、次のような原因が考えられます。


  • 設定が完了しないままサイトを閉じてしまった

  • 通信エラーなどで設定内容がうまく反映されていない

  • 設定内容の反映に時間がかかっている



Googleアカウントの名前を変更したのに、YouTubeアカウントの名前が変わっていない場合、その反映までにしばらく時間がかかることもあります。

そのため、まずは設定が正確に完了しているかを確認し、完了していたらしばらく時間を置いてからチェックしましょう。

名前を変更する前に確認したい注意点


YouTubeの名前を変更する際は、次の3点に注意してください。

投稿済みのコメントは名前が変更できない


YouTubeで一度コメントを投稿すると、その名前は二度と変更できません。

一方、投稿したコメントそのものを完全に削除することはできます。

よって、つい本名でコメントを投稿した場合は、落ち着いてコメントを削除しましょう。

その後、Googleアカウントなどで名前を変更すると、変更した名前でコメントを再投稿することができます。

名前変更にかかわる制約に注意


名前を変更する際は慎重に決めるようにしてください。

なぜなら、Googleアカウントの名前を変更するには制約があるからです。

Googleアカウントでは、90日の間に計3回までしか名前が変更できません。仮に数日のうちに3回名前を変更してしまうと、次に変更できるのは約90日後となります。

ただし、新しくアカウントを取得する場合は、アカウント作成後2週間未満であれば何度でも名前を変更できます。

YouTube以外のサービスに影響が出ることも


Googleアカウントの名前を変更してしまうと、Googleが提供するすべてのサービスに内容が反映されてしまいます。

たとえば、いままで仕事でドキュメントやスプレッドシートを使っていたとしましょう。こうしたツールにはGoogleアカウントの名前が反映されます。Googleアカウントで使っていた本名をニックネームなどに変えてしまうと、同僚や取引相手を混乱させてしまうかもしれません。

もし上記のような懸念がある場合は、YouTubeチャンネルを設定して名前を表示させる方法が無難といえます。

まとめ


ここまで、YouTubeに表示される名前を変更する方法をご紹介しました。

もっとも簡単にできるのは、Googleアカウントの名前を変更する方法です。手続きは簡単で、わずか3分ほどの時間で済みます。

ただ、Googleアカウントの変更は反映に時間がかかったり、すべての提供サービスに影響を与えるため、人によってはYouTubeチャンネルを設定して名前を表示させる方法が合うでしょう。

いずれにせよ本名でコメントを投稿するのはリスクが高いため、できるだけ早めに変更しておくことをおすすめします。

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