YouTubeのキューとは?「キューに追加」の使い方・外し方・削除方法を解説

2021-04-02
Youtube
YouTubeには、「キューに追加」という機能があります。

キューに動画を追加すると、簡易的なプレイリストが作成できるため、一時的に見たい動画が複数ある場合に便利です。キューの機能を使いこなすことで、より快適にYouTubeを楽しめます。

今回は、「キューに追加」の設定方法や外し方、便利に使う方法などを解説します。

YouTubeのキューとは


YouTubeのキューとは、自分だけの簡易的な再生リストを作る機能です。

見たい動画に対して「キューに追加」を押すと、画面右下にミニプレイヤーが現れ、いつでも再生や一時停止ができます。その状態でほかの動画もキューに追加していくと、簡易的な再生リストが構築され、追加した順番で動画が再生される仕組みです。



なお、キューは一時的な再生リストなので、Webブラウザを閉じると保存したすべての動画がリストから削除されます。

YouTubeのキューはパソコン版しか使えない


YouTubeのキュー機能を使うときに注意したい点が、「キューに追加」はパソコン版でしか使えないということです。

そのため、スマホ版では「再生リストに保存」の機能を使いましょう。

パソコン版で再生リストを作るには自分専用のチャンネルを開設する必要がありますが、スマホ版であれば制約なしで再生リストを作れます。

YouTubeのキューと再生リストの違い


YouTubeの「キュー」と「再生リスト」は、どちらも自分専用の視聴動画のアーカイブを作成できる機能です。作成したリストの動画をクリックするだけで、見たい動画をすぐに再生できます。

両者はよく似ていますが、以下の点において大きな違いがあります。


  • キュー:一時的なプレイリストを作成でき、ブラウザを閉じると情報が消える

  • 再生リスト:永久的なプレイリストを作成でき、ブラウザを閉じても情報が消えない



自分の好きな動画をまとめておける再生リストは便利ですが、リストを作るのは意外に面倒なものです。

キューであれば好きな動画をワンクリックでリストに追加していけるため、手軽にプレイリストを作りたい人に向いています。また、ブラウザを閉じるとキューに保存した動画の情報も消えるため、その場限りのプレイリストを作りたい人に最適です。

YouTubeの「キューに追加」の使い方


それでは、実際に「キューに追加」の機能を使ってみましょう。

ここではキューの追加方法とキューの外し方について解説します。

キューの追加方法


キューを追加するには、見たい動画の「3点ドット」マークをクリックし、その中にある「キューに追加」を選択します。



すると、画面右下にミニプレイヤーが現れます。



これは、キューのプレイリストに1つの動画が登録された状態を表しています。ミニプレイヤーを操作して、いつでも再生や一時停止が可能です。

2つ目の動画をプレイリストに登録したい場合は、先ほどと同じ要領で「3点ドット」をクリックし、「キューに追加」を選択してください。



すると、キューのプレイリストに2つの動画が登録されました。

プレイリストに保存した動画を確認するには、ミニプレイヤーの右下にある「三角」のマークをクリックします。



すると、以下のように保存した動画が一覧で表示されます。その中から見たい動画を選択すると、ミニプレイヤー上に動画が現れます。


動画を大画面で見たい場合は、ミニプレイヤーの左上にある「拡大」ボタンをクリックしてください。動画ページにアクセスできます。

後は、上記の手順に沿って見たい動画をキューに追加していくだけです。

キューの外し方・削除方法


プレイリストに保存した動画を1つずつ削除する方法は、ミニプレイヤーのプレイリスト上に表示されている動画の右側にある「ゴミ箱」マークをクリックします。



「ゴミ箱」マークをクリックするだけで、その動画がプレイリストから削除されます。

動画をまとめて削除したい場合は、ミニプレイヤーの右上にある「×」ボタンを押しましょう。



またはWebブラウザを閉じると、いままで保存していたキューのプレイリストがすべて削除されます。

YouTubeのキューと再生リストはどちらが使いやすい?


YouTubeのキューと再生リストは、どちらも使い方がよく似ています。

そのため、両者をどのような場面で使えばよいか、迷うケースも多いでしょう。

ここではそれぞれの機能を活用できる場面を具体的に考えていきます。

「キューに追加」を活用できる場面


再生リストを作るのは意外に手間がかかるので、作成が面倒という人には「キューに追加」の機能がおすすめです。

動画をワンクリックするだけでプレイリストに追加していけるので、簡単に見たい動画のアーカイブを作れます。

また、いますぐに見たい動画が複数ある場合もキューの機能が便利です。

キューのプレイリストは、一度ブラウザを閉じると情報がすべて削除されます。そのため、「後で見返すほどの動画ではないけど、いますぐ見たい動画がたくさんある」というときに最適です。

再生リストを活用できる場面


自分だけのプレイリストを作成し、後で何度も見直したいという場合は、再生リストがおすすめです。

手動で削除しない限り再生リストは永久に残るため、何度も見返したいお気に入りの動画が複数ある場合や、リストに保存した動画の尺が長く、一度では見切れない場合などに向いています。

また、キューの機能はパソコンのみでしか使えないため、スマホ版YouTubeでプレイリストを作成したい人に最適です。

まとめ


手軽に自分だけのプレイリストを作成できる「キューに追加」の機能。再生リスト機能よりも簡単にリストを作成できるので、パソコン版でYouTubeを楽しみたい人におすすめです。

キューのプレイリストはブラウザを閉じると情報が削除されます。

そのため、一時的に複数の動画を保存しておきたいときに役立ちます。

再生リストも非常に便利な機能なので、キューの機能とうまく組み合わせて、より便利にYouTubeを楽しみましょう。

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