親にばれる?YouTubeの年齢制限を安全に解除する方法を徹底解説

2021-03-25
Youtube
YouTubeには、主に2種類の年齢制限があります。アカウント登録時の年齢制限と、動画自体に年齢制限が設けられている2種類のケースです。

アカウントに年齢制限があると、子供と一緒に動画を楽しめないということもあるでしょう。また、年齢制限付きの動画が見れず、視聴できるコンテンツの幅が狭まってしまうケースもあります。

そこで今回は、YouTubeの年齢制限を解除する方法をご紹介します。

YouTubeの年齢制限に関する基礎知識


YouTubeの年齢制限に関するルールは、アカウント登録時の年齢制限と、動画自体に年齢制限が設けられている場合の2種類があります。

年齢制限(1)13歳未満はアカウント登録禁止


1つ目の年齢制限は、アカウントを登録する際のルールにかかわるものです。

YouTubeでは、13歳未満の人はアカウント登録が禁止されています。

後ほど解説する方法を使うと13歳未満の子供と一緒にYouTube動画を楽しめますが、YouTubeアカウントを自分自身で管理できるようになるのは原則13歳以上からです。

年齢制限(2)18歳未満は年齢制限付き動画の視聴禁止


YouTubeの動画そのものに年齢制限が設定されたものもあります。

年齢制限付きの動画は、原則18歳以上でなければ視聴できません。

年齢制限が定められた動画の特徴は次の通りです。


  • 性的な内容が含まれたコンテンツ

  • 暴力的な内容が含まれたコンテンツ

  • 下品な表現に該当する内容

  • 社会的に有害または危険な活動を含む描写



上記のような動画は、YouTubeで子供に見せるのにふさわしくないと判断され、動画ページを開くと「コンテンツに関する警告」という画面が表示されます。

年齢制限付与の判断は動画投稿時にYouTubeの審査チームによって行われます。すでに投稿された動画の内容が上記4点のいずれかの条件にあてはまっているにもかかわらず、年齢制限が付いていない場合は、ユーザーからYouTubeへ年齢制限の再審査請求を行うこともできます。

YouTubeの年齢制限を解除する方法


では、年齢制限を解除してYouTube動画を視聴するにはどうしたらよいのでしょうか。

ここでは、その方法をご紹介します。

13歳未満の子供とYouTube動画を楽しむ場合


年齢制限がかかっていてアカウント登録ができない13歳未満の子供と一緒に動画を見たいときは、Googleファミリーリンクという機能が有効です。

ファミリーリンクとは子供のAndroidスマホを管理する機能で、誰でも無料で利用できます。親の端末はiPhoneでも構いません。18歳以下の子供が使うスマホに対して、親が使用できるアプリを制限できるというもので、その中にはYouTubeも含まれています。

ファミリーリンクを使ってアカウントを登録すると、親の管理権限付きで子供でもYouTube動画を視聴できます。

子供向けの人気コンテンツを優先的に表示してくれる、YouTube Kidsを利用できる点もメリットです。

ファミリーリンクを有効にするには、以下の手順に沿って手続きを行ってください。


  1. Googleファミリーリンクをダウンロード

  2. ファミリーリンクのアプリを立ち上げる

  3. トップページ右上の「+」アイコンからアカウント登録

  4. 登録が完了すると確認メッセージが表示される



「ファミリーリンクの設定が面倒」「スマホ管理までする必要はない」という場合は、以下でお伝えする年齢制限を設定する方法を参考にしてみてください。

年齢制限を設定して子供とYouTubeを楽しむ方法


YouTubeの動画に年齢制限を付けることで、性的表現や暴力的な内容が含まれたコンテンツを表示できないようにします。

スマホのOSがAndroidの場合、次のように設定してください。


  1. YouTubeアカウントにログイン

  2. トップページ右上にある「その他」アイコンをタップ

  3. その中の「設定」から「全般」の項目を選択

  4. 「制限付きモード」をオンにする



スマホのOSがiOSの場合、設定方法は以下の通りです。


  1. YouTubeアプリの起動

  2. トップページ右上にある「プロフィール写真」をタップ

  3. その中の「設定」から「制限付きモード」の項目を選択

  4. 「制限付きモード」をオンにする



18歳以上の年齢制限付き動画を見たい場合


年齢制限付きの動画を開くと、「コンテンツに関する警告」という画面が表示されます。

その画面の中に警告文と、「理解した上で続行する」というボタンがあるので、そのボタンを押しましょう。Googleアカウントに登録している年齢が18歳以上であれば、ボタンを押すだけで動画が表示されます。

動画が表示されない場合は、以下でご紹介する方法を試してみてください。

Googleアカウントの年齢を変更する


YouTubeはGoogleのサービスの一つなので、Googleアカウントの設定がYouTubeアカウントにも反映されます。アカウントの年齢もその一つです。

実年齢が18歳以上なのに年齢制限付きの動画が見れないという場合は、Googleアカウントの登録年齢を変更して制限を解除しましょう。

方法は次の通りです。


  1. Googleアカウントにログインする

  2. 左側のメニューの「個人情報」をクリック

  3. 「生年月日」の項目で内容を変更



ログアウト後に動画ページのURLを変更する


YouTubeの年齢制限がどうしても解除できないときに有効な方法です。

一度Googleアカウントからログアウトし、その状態で動画ページのURLを変更して視聴すると制限が解除されます。

方法は次の通りです。


  1. Googleアカウントからログアウトする

  2. ログアウトした状態でYouTube動画ページのURLをコピー

  3. コピーしたURLをブラウザに貼り付け、URLを変更する



動画ページのURLは、「https://www.YouTube.com/watch?v=○○○」となっていますが、この「watch?v=」の部分を「v/」に変更してください。

YouTubeの年齢制限に関する注意点


最後に、YouTubeの年齢制限に関する注意点や解除するデメリットについて解説します。

年齢制限を解除するデメリット


年齢制限を解除するデメリットは、年齢制限付きの動画を見た事実が家族にばれやすいという点です。家族で共通のアカウントを使用している場合は、閲覧履歴から親にばれる可能性があります。

ばれずに年齢制限付きの動画を見るには、YouTubeの閲覧履歴やブラウザの履歴を削除、もしくは上記「ログイン後に動画ページのURLを変更する」の項目で解説した方法を活用してみてください。

年齢制限を設定するデメリット


子供に成人向けの動画を見せないために年齢制限を設定した場合、視聴できる動画の種類の幅が狭まる点がデメリットと言えます。

特に、暴露系のネタ動画などはYouTubeの規制に抵触しやすいため、そうした動画を見たい人は年齢制限を逐一解除するようにしましょう。

まとめ


YouTubeの年齢制限に関するルールは、アカウント登録時の年齢制限と、動画自体に年齢制限が設けられている場合の2種類があります。

子供と一緒にYouTube動画を楽しみたいという人は、Googleファミリーリンクを活用したり、動画に年齢制限を設定する方法が適します。18歳以上の年齢制限付き動画を視聴したい場合は、Googleアカウントの設定を見直すほか、ログアウト後にURLを変更して制限を解除してみてください。

YouTubeを使う目的やライフスタイルに合わせて設定を変えてみましょう。

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