YouTube動画に最適なフリー音源のダウンロード方法と3つの無料サイト

2021-04-16
Youtubeクリエイター
YouTubeに投稿する動画は、撮影した映像さえあればアップロードできます。

ただ、動画の内容によっては、バックBGMやサウンドがないと何となく物足りない印象を受けるのも事実です。

そこで音源をダウンロードして動画に含ませると効果的です。

現在は、YouTubeでも使える著作権フリーの音源ダウンロードサイトも少なくありません。無料で使えるサイトも多く、クリエイターにとっては力強い存在と言えるでしょう。

今回は、YouTube動画に最適なフリー音源のダウンロード方法やおすすめサイトをご紹介します。

YouTubeの投稿動画にフリー音源を利用するメリット


結論から言えば、YouTubeの投稿動画にはフリー音源を活用すべきです。

その理由は、フリー音源を活用することで以下のようなメリットが得られるからです。


  • おしゃれなBGMがあると印象的な動画になる

  • ブランディングに最適



つまり、動画としての品質が高まると言えるでしょう。

それぞれのメリットについては以下で詳しく解説します。

メリット(1)おしゃれなBGMがあると印象的な動画になる


おしゃれなBGMやかっこいいサウンドを聞いていると、それだけで心が晴れやかになります。そうした音源をYouTubeの動画に含めることで、視聴者の印象に残りやすくなり、動画の質が高まります。

一方、BGMやサウンドがない動画は、どことなく寂しい印象を受けてしまいます。

音源を動画に含めるだけで印象がガラッと変わるため、できるだけBGMやサウンド付きの動画を投稿することをおすすめします。

メリット(2)ブランディングに最適


動画にフリー音源を挿入する行為には、クリエイター自身のイメージを向上させる役割もあります。こうした特定の人や商品、ブランドなどのイメージを向上させることを「ブランディング」と言います。

個々で活動するYouTuberは、そのクリエイター自身のイメージがとても大切です。

視聴者に与える印象が悪ければ登録者数が伸びなかったり、ライブ配信中にコメントが荒れる原因にもなってしまいます。

そこで投稿する動画に自分自身をイメージさせるBGMやサウンドを挿し込むことで、クリエイターとしての印象を視聴者に植え付けることが可能です。

YouTube動画に音楽を入れるときは著作権に注意


YouTube動画にはBGMやサウンドが効果的とお伝えしましたが、市販されている楽曲やBGMを無断で使用して良いとは限りません。

そうした音源を活用する場合は、音楽著作権を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)に申請し、使用料を支払う必要があります。

YouTubeの場合、JASRACと包括契約を締結しているため、原則的に楽曲や歌詞の利用に関する許諾は必要ありません。

ただし、市販されている楽曲などをそのまま使用すると原盤権に抵触する恐れもあります。

こうした複雑な事情があるため、YouTube用のBGMやサウンドを入手したいときは、フリー音源配布サイトの活用がおすすめです。サイトを使えば著作権フリーの音源を入手できるため、動画制作には大いに役立ちます。

公式なので安心!YouTubeオーディオライブラリの使い方


フリー音源配布サイトを検討する前に、まず確認しておきたいのが「YouTubeオーディオライブラリ」です。

2021年4月時点で1,000曲以上のBGMやサウンドが用意されており、すべて著作権フリー、利用料無料でダウンロードできます。

非常に利便性が高いので、まずはYouTubeオーディオライブラリで音源を探し、このみのものが見つからなければフリー音源配布サイトを検討すると良いでしょう。

ここではYouTubeオーディオライブラリの使い方を解説します。

手順(1)YouTubeオーディオライブラリにアクセス


まず、「 YouTube Studio 」にアクセスします。

管理画面トップページの左側にある「オーディオライブラリ」を選択します。



するとオーディオライブラリの画面が開きます。

手順(2)好みのフリー音源を検索


オーディオライブラリの画面では、利用できるフリー音源が一覧で表示されています。



好きな音源を検索したいときは、直接検索またはフィルタ機能を利用します。

直接検索を使う場合、画面上部にある「ライブラリの検索またはフィルタ」という欄へ好きなワードを入力してください。



また、一覧表示されている音源の「ジャンル」や「ムード」などを選択すると、「ライブラリの検索またはフィルタ」という欄にその情報が自動入力されます。



手順(3)フリー音源をダウンロード


フリー音源の検索が終われば、今度は楽曲をダウンロードするだけです。

目的のフリー音源の項目にカーソルを合わせると、画面右側に「ダウンロード」のボタンが表示されます。



ボタンをクリックすればダウンロードが開始します。

著作権フリーで使える無料のおすすめ音源配信サイト


YouTubeオーディオライブラリに好みの楽曲がない場合は、著作権フリーで使える音源配信サイトを利用しましょう。

ここでは無料で使える音源配信サイトを3種類ご紹介します。

DOVA-SYNDROME




「DOVA-SYNDROME」は、サイトに登録している作曲者によって音楽素材が提供されています。

登録されている楽曲数は約1万曲で、数ある音源配信サイトの中でもトップクラスの規模を誇ります。

また、クレジット表記が要らない点も大きなメリットです。

検索機能も充実しており、曲の雰囲気や再生時間など細かい条件まで設定できます。

【公式サイト】
https://dova-s.jp/

魔王魂




ロック系のBGMが好きな人から人気を集めるフリー音源配信サイトです。

曲数は1,000曲ほどなのでDOVA-SYNDROMEには劣りますが、その代わりロック系の楽曲に関してはバラエティに富んでいます。

歌詞入りのBGMや有料のオリジナル楽曲作成サービスなどがあり、ほかのYouTuberと音源で差別化したい人に向いています。

【公式サイト】
https://maou.audio/

Music-Note.jp




ゲーム開発を手掛ける株式会社ピクセルが運営することもあり、ゲーム実況向けのフリー音源が充実しています。

また、音源を提供するのはプロの作曲者です。ほかのサイトよりも高品質な音源が手に入りやすいため、BGMやサウンドにこだわる人に向いています。

魔王魂と同様に、有料でオリジナル音源を作成することも可能です。

【公式サイト】
https://music-note.jp/

まとめ


YouTubeの動画の質を高めるには、BGMやサウンドの挿入が有効です。

単なる映像だけの動画よりも、BGMやサウンドを付けた動画のほうが視聴者からの印象がよくなり、ブランディングにつながるメリットもあります。

ただ、市販されている楽曲には著作権の問題が絡むため、できるだけ著作権フリーの音源配信サイトを利用しましょう。

また、YouTubeオーディオライブラリの楽曲数もかなり充実してきたため、音源配信サイトと併用することで好みの音源を探しやすくなります。

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