簡単3分!YouTubeチャンネルホーム画面の使い方・カスタマイズ方法

2021-06-13
Youtubeクリエイター
YouTubeチャンネルに複数の動画を投稿し始めた際、必ず設定しておきたいのがホーム画面です。

チャンネルのホーム画面はユーザーが真っ先に目に触れる場所なので、分かりやすくかつ見やすいレイアウトにしておくとユーザビリティが高まります。

今回は、YouTubeチャンネルホーム画面の使い方やカスタマイズ方法を解説します。

YouTubeチャンネルのホーム画面のレイアウトをカスタマイズする方法


YouTubeチャンネルのホーム画面は、チャンネルのサムネイル画像や投稿動画が表示されるだけではなく、クリエイターのファンや新規視聴者が頻繁に目にする重要なスペースです。

そのため、視聴者のユーザビリティを害さないよう慎重にレイアウトを整えておくべきでしょう。

YouTubeチャンネルのホーム画面は、新規ユーザー向けのチャンネル紹介動画や既存ファン向けのおすすめ動画の紹介など、さまざまな形でレイアウトをカスタマイズできます。

ここでは、そのカスタマイズ方法を詳しく解説していきます。

新規ユーザー向けのチャンネル紹介動画の投稿


チャンネルを訪れたユーザーがクリエイターのことをほとんど知らない場合、「まずどのような動画から視聴しようか」という疑問が生じます。

投稿した動画の数が多いほど、ユーザーは視聴する動画の選択に迷ってしまうでしょう。

そこでおすすめなのが、新規ユーザー向けのチャンネル紹介動画です。

新規ユーザー向けの紹介動画を公開しておくと、初めてチャンネルを訪れたユーザー向けのおすすめ動画を訴求できます。

カスタマイズ方法としては、まずYouTube公式サイトへアクセスします。

画面右上のアカウントボタンをクリックし、そのなかにある「チャンネル」を選択してください。



すると自分のチャンネルページへ移動するため、画面右上の「チャンネルをカスタマイズ」をクリックします。



今度はチャンネルのカスタマイズ画面が表示されました。

そこで「チャンネル登録していないユーザー向けのチャンネル紹介動画」の右にある「追加」を選択します。



以下のようにウィンドウが表示されるため、検索窓に特定のキーワードを入力して登録したい動画を選択します。



動画を選択するとチャンネルのカスタマイズ画面に戻ります。

画面右上にある「公開」をクリックすると登録した動画がチャンネルページに反映されます。



これで新規ユーザー向けのチャンネル紹介動画の投稿は完了です。

登録者向けのおすすめ動画の投稿


すでにチャンネル登録済みのユーザーは、ある程度自分の投稿動画を視聴してくれているはずです。

そこで彼らの興味が向上するよう、登録者向けのおすすめ動画を投稿してみましょう。

チャンネルのホーム画面におすすめ動画が掲載されていると、視聴回数が飛躍的に高まる可能性があります。

カスタマイズ方法は新規ユーザー向けのチャンネル紹介動画の場合とほとんど同じです。

まずYouTube公式サイトへアクセスします。

画面右上のアカウントボタンをクリックし、そのなかにある「チャンネル」を選択してください。



すると自分のチャンネルページへ移動するため、画面右上の「チャンネルをカスタマイズ」をクリックします。



今度はチャンネルのカスタマイズ画面が表示されました。

次に「チャンネル登録者向けのおすすめ動画」の右にある「追加」を選択しましょう。



すると以下のようなウィンドウが現れます。

チャンネル登録者向けのおすすめ動画では、自分が投稿した動画のほか、ほかのクリエイターが投稿した動画も登録することができます。目的に応じて、検索窓にキーワードを入力して動画を探してください。



動画の選択が完了すれば、後は画面右上の「公開」をクリックするだけです。



サブチャンネルの登録


複数のチャンネルやおすすめしたいチャンネルがある人は、ホーム画面にサブチャンネルを登録しておきましょう。

たとえばゲーム実況者グループと各実況者個別のチャンネルが別々に用意されている、あるいは音楽活動とゲーム実況用のチャンネルを分けている場合などには、メインとなるチャンネルのホーム画面にサブチャンネルを登録しておくと、相乗効果で各チャンネルの登録者数が増えやすくなります。

設定するにはまずYouTubeの公式ホームページへ行き、右上のアカウントボタンから「チャンネル」を選択します。



次に「チャンネルをカスタマイズ」をクリックしましょう。



カスタマイズ画面へ移行するので、画面中央にある「セクションを追加」を選択します。

このセクションを追加していくと、自動的にホーム画面に「人気のアップロード動画」や「今後のライブ配信」、「おすすめチャンネル」といったセクションが登場します(設定が必要なものもある)。



以下のようにセクションの選択肢が表示されます。サブチャンネルを登録したい場合は、「登録チャンネル」か「注目チャンネル」を選びましょう。



するとセクション一覧に「登録チャンネル」が追加されました。



この状態で自分のアカウントから別のチャンネルに登録すると、自分のチャンネルのホーム画面に「登録チャンネル」として一覧が表示されます。

再生リストの公開


ユーザー向けにおすすめしたい再生リストがあるときは、チャンネルのホーム画面に自分の作成した再生リストを公開しておけます。

設定するにはまずYouTubeの公式ホームページへ行き、右上のアカウントボタンから「チャンネル」を選択します。



次に「チャンネルをカスタマイズ」をクリックしましょう。



左側にある「再生リスト」を選択します。



さらに右上にある「新しい再生リスト」をクリックしてください。



するとウィンドウが表示されて、再生リストのタイトルと公開設定を決めることができます。作成ができれば「作成」をクリックします。



画面上に作成した再生リストが表示されるため、設定ボタンから好きな動画をリストに追加していきます。

再生リストの作成が完了した後は、チャンネルカスタマイズ画面へ戻ります。

画面中央にある「セクションを追加」をクリックしましょう。



そのなかにある「作成した再生リスト」を選択します。



するとホーム画面に自分の再生リストが表示されます。

YouTubeのホーム画面をスマホで設定する場合


YouTubeアプリの場合、残念ながらチャンネルホーム画面をカスタマイズすることはできません。

アプリにはカスタマイズ画面へアクセスする方法が存在しないからです。

その代わり、ブラウザからYouTube公式サイトへアクセスすると、スマホでもチャンネルホーム画面をカスタマイズすることができます。

方法は上記でお伝えしたPCの方法と変わらないため、スマホでカスタマイズしたいときはブラウザサイトを利用するようにしましょう。

YouTubeチャンネルのホーム画面が表示されないときの対処法


YouTubeチャンネルに動画を投稿しているにもかかわらず、ホーム画面がうまく表示できないケースもあります。

この場合、チャンネルホーム画面には「このチャンネルにはコンテンツがありません」と表示されます。

しかし、「動画」や「概要」のタブを選択すると、いままで投稿した動画の一覧やチャンネルの概要はしっかりと表示されるため、決してシステムエラーではありません。

上記の原因は、YouTubeチャンネルのホーム画面を設定していないことで起こり得ます。

ここまでチャンネルホーム画面のカスタマイズ方法をご紹介しましたが、そうした設定を行っていないと「このチャンネルにはコンテンツがありません」の表記が現れることがあるのです。

よって上記のカスタマイズ方法を参考に、少なくとも「人気のアップロード動画」や「アップロード済みの動画一覧」といったセクションを追加するようにしておきましょう。

YouTubeチャンネルのホーム画面をカスタマイズするメリット


最後に、YouTubeチャンネルのホーム画面をカスタマイズするメリットについて解説します。

ユーザビリティが向上する


ホーム画面にさまざまなセクションが用意されていると、チャンネル訪問者が目的の動画を探しやすくなりユーザビリティが向上します。

新規ユーザーや既存ユーザーにかかわらず、チャンネルに訪問した際は、「動画」タブから目的の動画を探せます。

しかし、「動画」タブに表示される動画は、投稿した順に動画が一覧で表示されるだけなので、投稿動画の数が多いほど目的の動画を探すのは困難です。

そこで「新規ユーザーに見てもらいたい動画」や「既存ユーザー向けのおすすめ動画」など、ホーム画面にセクションを設けておくことで、訪問者は容易に目的の動画を探せるようになります。

初訪問者に興味を持ってもらいやすい


投稿した動画のなかでも、視聴回数が急増した動画もあれば、なかなか再生回数が伸びない動画もあるはずです。

そこで、再生回数が大きく伸びた人気動画をホーム画面に設定しておくと、初めてチャンネルを訪れたユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。

再生回数の多い動画こそ、クリエイター自身の強みをアピールできるコンテンツだからです。

よって冒頭で解説した、「新規ユーザー向けのおすすめ動画」に再生回数の多い動画を設定しておきましょう。

まとめ


YouTubeチャンネルのホーム画面には、新規ユーザーや既存ユーザー向けのおすすめ動画やサブチャンネル、再生リストなどを設定しておけます。

各セクションによってホーム画面が整理されていると一目でチャンネルの雰囲気が分かり、ユーザーにとっては「使いやすいチャンネル」や「見やすいチャンネル」へと変貌します。

今回ご紹介した通り、カスタマイズ方法は決して難しくありません。

さっそくホーム画面をカスタマイズしてチャンネルの独自性を出していきましょう。

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