5分で完了!YouTubeアカウントやチャンネルの削除方法と消す前の注意点

2021-02-18
Youtubeクリエイター
YouTubeアカウントやチャンネルを削除するのは簡単で、5分もあれば手続きが済みます。

しかし、過去に投稿した動画や登録者などの貴重なデータが失われてしまい、さらに復旧も困難なので、安易にアカウントやチャンネルを消さないように注意してください。

そこで今回は、YouTubeアカウントやチャンネルを消す前の注意点や、具体的な削除方法をご紹介します。

YouTubeアカウントやチャンネルを削除すると復旧はできない


YouTubeアカウントやチャンネルを削除してしますと、基本的には復旧ができません(アカウントであれば一定の時間内に申請を行うと復旧が可能)。

アカウントの場合はGoogleアカウント自体も抹消され、いままで使っていたGmailなどのデータも消えます。チャンネルの場合でも過去に投稿した動画や登録者、コメントなどすべての機能が消去されます。

そのため、本当にYouTubeアカウントやチェンネルを削除しても良いのか、慎重に検討してください。

YouTubeアカウント削除とチャンネル削除は何が違う?


同じYouTube内のデータを削除するにしても、アカウント削除とチャンネル削除では大きく意味が異なります。

まず、アカウントとは、YouTubeサービスを提供するGoogleアカウントそのものを表します。Googleアカウントの中にYouTubeチャンネルやGmailアカウントなどの各サービスが含まれているため、アカウントを削除するということは、Googleの一つのアカウントを抹消するということです。

そのため、アカウントを削除するとそのアカウントで使っていたサービスも使えません。

次回内であれば復旧もできますが、再びYouTubeチャンネルを作成しようと思うともう一度Googleアカウントを取得する必要があります。

次に、チャンネルとは、動画の投稿や配信を行うYouTubeの専用ページです。

チャンネルはGoogleアカウントに含まれるサービスの一つでしかないため、チャンネル削除を行ってもGoogleアカウントのデータには影響を与えません。

ただし、投稿した動画やチャンネル登録者などYouTubeチャンネルにかかわるデータはすべて消えます。

YouTubeアカウントとチャンネルを削除する前の注意点


YouTubeアカウントやチャンネルを削除してしまうと復旧が困難です。

データを削除しても後で困らないようじっくりと検討することはもちろん、事前に動画のバックアップを取るのも忘れないでください。

また、データを削除する前にチャンネル移行も検討してみましょう。

動画のバックアップを行う


YouTubeアカウントやチャンネルを削除する前に、なるべく動画のバックアップを取ることをおすすめします。

GoogleやYouTubeからデータを削除すると、過去に投稿した動画がすべて消えてしまい手元に残りません。

もし別の動画配信サイトで過去の動画を使いたい場合は、バックアップがあれば安心です。また、バックアップがあれば過去の配信実績をデータとして残せます。

サムネイルや動画タイトル、概要まで保存しておくとさらに安心です。

チャンネル移行を検討する


チャンネル削除までせずとも投稿した動画を2つのチャンネルで統合するだけであれば、YouTubeチャンネル移行の手続きだけでも十分に対応できます。

たとえば、AとBの2つのチャンネルを保有しており、Aのチャンネルを削除して投稿動画をBへ移行したい場合、Aのチャンネル名やプロフィールアイコンは引き継げませんが、過去にアップロードしたすべての動画や各動画の概要欄、登録チャンネルなどの情報をBへ統合させることが可能です。

そのため、わざわざ外付けHDDなどにデータを保存して再アップロードする手間がかかりません。

ただし、一部の投稿動画のみを移行することはできず、必ずすべての動画が統合されます。

YouTubeアカウントの削除方法


YouTubeアカウントを削除するには、Googleアカウントより手続きを行います。

Googleのトップページ右上のアカウントボタンをクリックし、「Googleアカウントを管理」を選択してください。



すると、Googleアカウント管理画面へ移行します。

管理画面の左側メニューにある「データとカスタマイズ」をクリックし、その中にある「サービスやアカウントの削除」を選択します。



さらに「アカウントを削除」という項目を選びましょう。



この時点でGoogleアカウントへのログイン情報の入力が求められます。パスワードを入力して次の画面へと進めてください。

最後に、「Googleアカウントの削除」という最終確認ページが表示されます。画面を一番下までスクロールしたときに表示される2つのチェックボタンにチェックを入れましょう。



これでアカウントの削除は完了です。Googleアカウントと同時にYouTubeアカウントも利用できなくなります。

YouTubeチャンネルの削除方法


YouTubeチャンネルを削除するには、まずYouTubeチャンネルにログインします。

そして、トップページの左側メニューにある「設定」をクリックします。



すると、設定画面へ移動するので左側メニューの「アカウント」を選びます。その中の「YouTubeチャンネル」の項目より、「詳細設定を表示する」をクリックしましょう。



次の画面へ移行すると、今度は画面の一番下にある「チャンネルを削除する」をクリックします。



この時点でGoogleアカウントへのログイン情報の入力が求められます。パスワードを入力して次の画面へと進めてください。

すると、「YouTubeコンテンツを削除」というページへ移動します。その中の「コンテンツを完全に削除する」の項目を選び、「次のデータは完全に削除されます」にチェックを入れてください。最後に「コンテンツを削除」のボタンを押します。



これでYouTubeチャンネルの削除はすべて完了です。

まとめ


YouTubeアカウントとチャンネルには明確な違いがあります。

アカウントを削除するとGoogleアカウントそのものが消えてしまうため、YouTubeチャンネルやアップロードした動画などもすべて抹消されてしまいます。

Googleアカウントを削除したくない人は、YouTubeチャンネルのみを削除しましょう。

ただし、チャンネルを削除した場合も投稿動画や登録者などの情報が消えてしまいます。

そのため、事前にバックアップを取ったりチャンネル移行を検討するなど、しっかりと準備を行っておくことが大切です。

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