退所相次ぐ「Kiii」…看板クリエイターであるブライアンも退所していた

2021-07-14
YouTuberニュース


チャンネル登録者数275万人の人気YouTuber、「ブライアン」が所属事務所のKiiiを退所したと、2021年7月13日に発表した。

2021年6月以降、所属クリエイターが大量に退所しているKiii。
「きまぐれクック(登録者数435万人)」や「チャンネルがーどまん(登録者数180万人」など、20組近いクリエイターが続々と退所を発表する中、看板クリエイターの1人であるブライアンからは明言がない状態が続いていた。

そんなブライアンが自身のメインチャンネルに動画を投稿するのは、2021年5月27日以来。
ブライアンは、「ただ報告するだけではつまらない」と考えていた模様。「何しようかな」と思案するうち、時間が経ってしまったようだ。

「私坊主、ブライアン、Kiiiを退所しました」と退所を報告した。
また、動画ではすでに以前からKiiiを退所していたことを伝えた。事務所に入ったり辞めたりしたところでなにも活動スタイルが変わらないこともあり、「いちいち辞める報告する必要あるのかなあ…」と思っていた部分もあったそう。

しかし、周囲からは「ブライアンはKiiiに入ったままだ」と勘違いされることもあり、その誤解を解くために今回動画で報告する必要があると考えたようだ。
退所を報告したブライアンは、「何も変わんないけど、これからもよろしくお願いします」と視聴者に呼びかけた。

退所したクリエイターのほとんどは、Kiiiの社長である高田樹さんが突然交代したことを理由に上げていたが、ブライアンは退所理由などには言及していません。

一方で、2021年6月22日にKiiiは「当社の所属クリエイターの退所報告について」と題した声明を発表している。
それによると所属クリエイターの退所という決定は、正式な契約終了の合意があったものではなく、「いずれのクリエイターについても当社との契約の有効期間中である」と主張。現在も弁護士を通じて協議中であることを明かしている。

ブライアンはかつてTwitter社が運営していた、ショートムービーの共有サービス「Vine(バイン)」にて頭角を現したインフルエンサー。YouTuberに転身後も、得意のラップを用いた寸劇やモノマネ、コメディ動画を投稿し続けている。

多くのYouTuberと違い、動画の投稿頻度は月に1回程度。しかし、作り込まれたネタと持ち前の明るいキャラクターは根強いファンを多く持ち、動画は常に100万~200万再生を上回るほど。1000万再生を越える動画も多数投稿するなど、日本のトップYouTuberの一人に数えられている。

kiiiからの退所報告、及び騒動は多くのファンの間でも心配されているが、中でもブライアンさんの去就を懸念する声は多かったようだ。

本動画「ご報告があります。」は2021年7月14日現在、79万回再生。高評価3.3万、低評価190件となっている。





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